農作業の効率化を図ります。
出荷の最盛期を迎えている鳥取県の「白ネギ」。
この収穫作業の負担軽減に役立ててもらおうと、ネギを効率的に収穫する機械の実演会が八頭町でありました。
八頭町のネギ畑であったこの実演会は、主に手作業で行っている白ネギの収穫を省力化しようと鳥取県が開いたもので、機械メーカーやJA、地元の白ネギ農家など約10人が参加しました。
この収穫機械は、ネギを自動で掘りあげ、コンベアで腰の高さまで運んでくれるため、農家は立った姿勢でネギを束ねることができ、負担軽減につながります。
また、参加した農家によると作業時間は手作業と比べて半分ぐらいに短縮できるということです。
農家:
「体の負担を考えたら全然いいと思う」
「作業自体は楽になると思います」
「農家一連の作業でできるのは魅力的。立ったままできるのが…」
一方で、土が雨水を含んでいたり積雪の時には使用できないことも想定されるということで、県は今後、導入する場合の条件や使用方法など、農家の意見を取り入れて有効性を見ていきたいとしています。