静岡県はインフルエンザの患者数が警報レベルに達したと発表しました。
2009年と2023年に並び過去最も早い警報入りです。
県によりますと23日までの1週間の県内のインフルエンザの患者数は1医療機関あたり41.26人で警報レベルの基準である30人を超えました。
保健所別では御殿場が103人で最も多く、東部地区だけで全体の半数以上を占めています。
また、年齢別では患者の8割以上が20歳未満の若年層となっています。
県は来週にも流行のピークを迎え警報レベルの期間は8週間ほど続くと予想しています。
県感染症管理センター・後藤幹生センター長:
過去もピークがダラダラ続くことはあまりない。急峻なピークがすぐ翌週下がっているので高い値が長く続かないと考えている。年末年始頃に多少落ち着く
県は人混みでのマスクの着用やこまめな手洗い、換気など感染防止対策と共にワクチンの接種を呼びかけています。