北広島町で老人ホームの施設長が殺害された事件は、未解決のまま25年が経つのを前に、県警は当時、目撃された不審な男の現在の姿を推定した似顔絵を発表しました。
発生から25年となる未解決事件で当時、目撃された不審な2人の男の似顔絵。
こちらは当時の姿から25年経った現在の顔を推定した似顔絵です。
年を取ってやせたケースと少し太ったケースが描かれています。
この事件は2000年12月8日、北広島町大朝の特別養護老人ホームの施設長郷田和昭さんが、何者かに刃物で刺され殺害されたものです。
事件の直前、作業着姿の不審な2人組の男が目撃されていて、警察は2人の似顔絵を公開し捜査を続けてきました。
事件の情報提供が今年は1件と例年と比べて少なく、記憶の風化が懸念されることから、県警の科学捜査研究所などが加齢による顔の変化を推定し作成したということです。
施設長の遺族は「25年の年月が経ちましたが故人のことを忘れることはありません。一日も早い犯人の逮捕を望んでおります」とコメントしています。