今年5月、愛媛県松山市の買い取り専門店で拳銃が暴発した事案を巡り、県警は28日、売り主から事前に相談を受けていたものの、警察官が拳銃をモデルガンと判断し返却していたことを明らかにしました。
これは今年5月、松山市の買い取り専門店で、客からモデルガンとして買い取った物を店員が確認していたところ、拳銃1丁が暴発し、銃弾1発が発射されたもので、ケガ人はいませんでした。これ関して県警は28日、売り主からモデルガンなど十数丁が事前に松山南警察署に持ち込まれ、相談を受けていたことを明らかにしました。
対応にあたった当直の警察官は中身を確認したものの、モデルガンと判断してそのまま返却。県警では拳銃と判断できない場合は鑑定へ回すことや、記録に残すことにしていますが、どちらの対応もしていなかったということです。
県警は今回の対応は不適切だったとして今月、全警察職員に対して適切な対応方法などを書面で通知しました。
県警組織犯罪対策課の永山雅高課長は、「今後より一層職員に対する指導教養を徹底します」とコメントしています。
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