赤字が続く名鉄広見線の存廃問題について、2026年度は今の方式での運行を続けることになりました。
名鉄広見線の新可児駅から御嵩駅の区間について、2010年度以降、御嵩町と可児市があわせて年1億円の財政支援をしていますが、名鉄は2024年、「今の方式での運行継続は難しい」と伝えていました。
町と市によりますと、その後の協議で2026年度については現状を維持することで名鉄と合意し、支援金を盛り込んだ補正予算案を議会に提案します。
一方、2027年度以降については、車両や線路の維持費用を八百津町を加えた3つの市と町で負担する「みなし上下分離方式」での存続を目指して、協議を続けるとしています。