政党交付金の依存傾向は相変わらずです。
2024年分の政治資金収支報告書が総務省から公開されました。
収入が最も多いのは自民党の約221億2700万円で、そのうち政党交付金が156億5千万円あまりと70.7%を占めています。
政党交付金は、立憲民主党が70億5600万円、日本維新の会が33億6400万円、国民民主党が12億6300万円で、いずれも収入の8割前後を占め、依存が高い傾向は今回も変わりません。
自民党に次いで全体の収入が多いのは共産党の184億6200万円ですが、共産党は政党交付金は受けておらず、150億円余りを機関誌など事業収入で調達しています。
公明党も事業収入が多く、政党交付金の割合は28.3%でした。