全国でクマによる被害が深刻化する中、クマがレジャー施設などに侵入して営業停止となったときの損失を補償する保険が初めて販売されます。
東京海上日動火災保険が12月から販売するのは、宿泊施設やキャンプ場、ゴルフ場などを対象とする保険です。
クマが敷地内に侵入し一時的に営業できなくなったときの損失のほか、クマを威嚇する装置の設置やクマスプレーの購入、従業員の通勤手段の変更で必要になる費用などを補償します。
1000万円を上限に保険金を支払い、保険料は年間10万~50万円程度を想定しています。
東京海上日動火災保険は、2026年度までに全国で300件の契約を目指す方針です。