広島銀行は法人向けサービスの偽サイトが確認されたとして、不正送金などの被害が発生する可能性があることから一部のサービスを停止しています。
26日午後5時半ごろ、広島銀行が行っている内部調査で、法人向けウェブサービスの偽サイトが確認されました。
広島銀行によりますと、犯人が銀行の担当者を装い電話をかけ、偽サイトに誘導した上ログイン情報などを盗んで不正送金を行う、いわゆる「ボイスフィッシング詐欺」に繋がる危険性があるとみられています。
これを受け広島銀行は、偽サイトに使用された法人向けのウェブサービスについて、一部の利用を停止しています。
ボイスフィッシング詐欺は全国でも相次ぎ発生していて、広島銀行では被害の報告はないものの「自動音声や電話・メールで個人情報を聞くことはない」と注意喚起しています。