マッチングアプリで知り合った女性から暗号資産投資に誘われ、札幌市白石区の男性が約2500万円を騙し取られるロマンス詐欺があり、警察が捜査を進めています。
札幌市白石区に住む40代の男性は、6月23日ごろマッチングアプリで知り合った、「由香」と名乗る女にLINEでのやり取りに誘われました。
警察によりますと、「由香」と名乗る女は「将来は一緒に暮らしたい」などと男性にメッセージを送りました。
女はカナダのバンクーバーに長く在住し、現在は大阪在住と説明。
6月29日には電話で男性とやりとりしましたが、その際の「私はあなたの恋人ですか？」などのやりとりは、拙い日本語だったということです。
女はその後、男性に暗号資産の投資を持ち掛け、7月4日には男性が5万円分の暗号資産を偽のアプリ上で投資しました。
その後も投資は7回にわたり続き、7月23日までに計約1300万円を送金しました。
男性は7月29日に女に出金を持ちかけられたものの、アプリ上でエラーと表示され、解除するためとして男性はさらに約1200万円を送金しました。
男性は親族からの指摘で詐欺だと気づき、8月7日に警察署に来署し被害が発覚しました。
警察は詐欺事件として捜査を進めています。
