国連の専門機関のひとつ、ICAO(国際民間航空機関)のトップに日本人が初めて選ばれました。
選出された大沼俊之氏は1992年運輸省(当時)に入省し、国際航空課長や航空局次長など航空局の要職を歴任しました。
2024年12月に、ICAO日本政府代表部の特命全権大使に任命され、2025年3月に理事会議長を選ぶ選挙に立候補していました。
日本時間の27日未明、カナダ・モントリオールにある本部で選挙が行われ、36の理事国の投票の結果、大沼氏が理事会議長として選出されました。
ICAOは、航空の安全や環境問題など航空のさまざまな分野で国際的なルールを策定する国連にある15の専門機関のひとつです。
日本人がトップに就任するのは初めてで、任期は2026年1月からの3年間です。