クマによる被害が相次ぎ政府が対策を進める中、根本農水副大臣が11月26日来道し、北海道での対策を強化すると述べました。
根本副大臣は三笠市役所で、2024年度まで3年間、市の職員だったハンターから実状を聞きました。
政府はクマ対策のひとつとして狩猟免許を持つ公務員「ガバメントハンター」の支援や育成を進めようとしています。
「(猟友会で)動いているクマを撃てるハンターはごく少数だ」
「(クマを撃てるハンター)8人のうち、半分以上は70代」(いずれもガバメントハンター経験者 高崎梨徒さん)
このあと副大臣は美唄市を訪れ、野生動物の肉であるジビエの加工場を視察。
北海道での対策強化を明らかにしました。
「鳥獣被害は国全体の4割と北海道が圧倒的に多い。交付金の優先配分に先進事例の共有、そして専門家の派遣などをわれわれとしては考えている」(農林水産省 根本幸典副大臣)