2025年も残り1カ月あまりで、2026年は“うま年”。天童市の呉服店では、使わなくなった着物などを再利用した手作りの“えと人形”が縁起物として販売されている。

天童市老野森にある呉服のささき。
着物の販売やレンタルのほか、使わなくなった着物や端材を再利用した手作りの小物なども販売している。

(リポート)
「ネコ・ウサギ、かわいい小物が並んでいますが、紹介するのは来年のえと“午”にちなんだ小物で、とても縁起がいいものとなっています」

祝い事などに使用される一升枡を使うことから、「一生益々良いことがあるように」との願いが込められたえと人形の「益々シリーズ」。

縁起物の一升枡に、それぞれのえとの動物が入り、さらに対となる“向かいえと”が枡の上に乗っている。
この向かいえとは、自身のえととは正反対の性質を持ち、自身にはないパワーを与えてくれるという。

そして、2026年の“うま年”は中でも特別なものだそうで…。

(呉服のささき・佐々木康子さん)
「“丙午(ひのえうま)”といわれ、金運が爆上がりする60年に一度の年。みなさんの期待が大きく『ウマを飾りたい』と去年から声をもらっている」

“丙午”は、えとを構成する十干と十二支の組み合わせの1つ。
火の性質を持つ“丙”と“午”が合わさり、圧倒的なパワーを持つ「60年に一度の金運がすごい年」とされている。

佐々木さんは、縁起のいいえと人形を飾ることで、多くの人に明るい気持ちになってほしいと話す。

(呉服のささき・佐々木康子さん)
「大変なこともたくさんある。縁起のいいウマを飾ることで明るい気持ちで前向きにとらえ、どんどん良くなるという気持ちで日々を生活してほしい」

「益々シリーズ」は呉服のささきで注文可能で、ウマ以外のえとも購入することができる。

さくらんぼテレビ
さくらんぼテレビ

山形の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。