広島市は市内のインフルエンザの患者数が警報レベルを超えたと発表しました。
過去10年で最も早いペースで、市は、感染予防対策の徹底を呼び掛けています。

広島市によりますと今月23日までの1週間での医療機関1施設あたりの患者数は40.03人で、警報レベルの基準となる30人を上回りました。

患者数は、前の週に比べおよそ1.7倍と急増していて、この時期の警報レベル超えは過去10年間でもっとも早いペースだということです。

市内では今月に入って学級閉鎖も増えていて、この1週間では44件で、今シーズンの累計では110件の報告がありました。

広島市は、これからクリスマスや年末年始にかけて流行がさらに拡大するおそれがあるとして、外出後の手洗いや部屋の換気など、感染予防対策を呼び掛けています。

テレビ新広島
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