プレスリリース配信元:INSTANTROOM株式会社
リモート案件は79.9%

2025年最新のフリーランスの「サーバーサイドエンジニア案件の調査レポート」を発表します。
76,647件のフリーランスボードに掲載されている実際のフリーランス案件から作成しました。
■調査サマリー
・サーバーサイドエンジニア案件の平均年収918万円
・リモート案件は79.9%
・サーバーサイドエンジニア案件の占有率は全体の23.11%
■目次
サーバーサイドエンジニア案件の平均年収
サーバーサイドエンジニアの案件数
サーバーサイドエンジニア案件のリモートワーク比率
サーバーサイドエンジニア案件の多い業界
サーバーサイドエンジニアの特徴
サーバーサイドエンジニアで作れるもの
サーバーサイドエンジニアの市場価値
調査対象
フリーランスボード(https://freelance-board.com/jobs/occupations-3)に掲載されたサーバーサイドエンジニア求人案件の月額平均単価より想定年収を試算しています。
・対象期間
2024年2月1月~2025年11月26日
・対象件数:
76,647件
※本データ引用の際のお願い
メディア掲載の際に出典先を掲載する場合は、下記を追加いただくようお願いします。
出典:フリーランスボード(https://freelance-board.com/jobs/occupations-3)
サーバーサイドエンジニア案件の平均年収
平均年収918万円(IT職種年収ランキング17位)

サーバーサイドエンジニア案件の平均月額単価は76.5万円、平均年収は918万円で、IT職種別の年収ランキングでは17位に位置しています。アプリケーションの裏側で動く処理やデータベース設計を担う中でも、安定した単価水準を維持しているといえるでしょう。
サーバーサイドエンジニアは、ユーザーからは見えない部分で認証や決済、在庫管理、ログ記録などを処理し、システム全体の安全性と処理速度を支える役割を担います。プログラムの設計力に加え、データベースやミドルウェア、インフラに関する幅広い知識も求められる職種です。
活躍の場は、WebサービスやECサイト、SaaS、金融系システム、スマホアプリのバックエンドなど多岐にわたります。近年はクラウドやコンテナ、マイクロサービスを活用した開発が主流となり、開発効率が向上したことで、高い単価水準と安定した需要が続いています。
サーバーサイドエンジニアの案件数
案件数(案件比率)23.11% (案件数ランキング2位)

2025年11月時点でサーバーサイドエンジニアの案件は市場全体の23.11%を占め、IT職種別の案件数ランキングで2位となっています。平均月額単価は76.5万円と高水準で安定しており、案件数と単価の両面で主要なポジションを占めている職種といえるでしょう。
構成比が23.11%と高い背景には、ほとんどのWebサービスや業務システムでサーバー側の機能が必須であることに加え、スマホアプリやオンラインゲーム、各種APIを通じてデータや機能を提供する仕組みが広く普及している点が挙げられます。認証や決済、在庫管理、ログ収集などの処理を担うサーバーサイドエンジニアは、サービス規模の大小を問わず継続的に求められています。
また、企業のDX推進に伴い、既存システムのAPI化やマイクロサービス化、クラウド移行といった中長期プロジェクトも増えています。金融やSaaS、広告配信、マッチングサービス、ソーシャルゲームなど高トラフィックな領域で特にニーズが高く、設計力とパフォーマンスチューニングを担えるエンジニアへの需要が案件比率と単価水準の双方を支えています。
サーバーサイドエンジニア案件のリモートワーク比率

(参考:https://freelance-board.com/jobs/occupations-3)
2025年11月時点のサーバーサイドエンジニア向けフリーランス案件・求人におけるリモートワーク比率は、フルリモートが31.2%、一部リモートが48.7%、常駐が20.1%となっています。
前月比ではフルリモートが+0.1%でわずかに増加し、一部リモートは-0.1%とごく小さく減少、常駐は変化がありませんでした。前年同月比ではフルリモートが+0.7%と小幅に増加する一方、一部リモートは-17.1%と大きく減少し、常駐が+16.4%と大きく増加しています。在宅比率の一部が常駐側に戻りつつある動きがうかがえます。
サーバーサイドエンジニアは、クラウド環境上でコードを成果物としてやり取りできるため、在宅でも仕事を進めやすい職種です。WebサービスやSaaS、自社プロダクト開発ではリモート前提の体制が広がっており、フリーランス案件でもリモート比率が高い傾向にあります。
一方、金融や医療、公共系など機密性の高い分野やオンプレミス環境の保守・障害対応では常駐が求められるケースも少なくありません。そのため全体としては、フルリモートと出社を組み合わせたハイブリッド型の働き方が主流となっています。
サーバーサイドエンジニア案件の多い業界
(案件比率:上位5位を抜粋)

(参考:https://freelance-board.com/jobs/occupations-3)
2025年11月時点のサーバーサイドエンジニアのフリーランス案件・求人は、サービス業界が4.92%(3,774件)で1位、Webサービスが4.47%(3,429件)で2位、SIer・業務系が4.03%(3,088件)で3位となっています。以下、toBが3.34%(2,561件)で4位、toCが1.43%(1,094件)で5位と続き、上位5業界で全体の約18.2%を占めています。
これらの業界に案件が集中している背景には、会員登録や課金、予約・注文など重要な処理の多くがサーバー側で実装されている点が挙げられます。ユーザー情報や取引データを扱うシステムでは、データベース連携やセキュリティ対策が不可欠であり、サーバーサイドエンジニアの専門性が強く求められます。
SaaSやサブスクリプション型サービスではAPI基盤や課金処理の継続的な改善が必要で、中長期案件が発生しやすい傾向にあります。SIer・業務系では基幹システム刷新や業務フローの自動化が重視され、toC向けでは高トラフィック時の耐障害性やパフォーマンス改善がテーマとなるケースが多いでしょう。
ユーザー接点の多いサービスほど改善余地が大きく、今後も安定した需要が続くと考えられます。
サーバーサイドエンジニアの特徴
サーバーサイドエンジニアは、Webサービスや業務システム、モバイルアプリのAPI、ゲームサーバーなどの裏側で動く処理を担当し、認証・認可や決済処理、在庫管理といった業務ロジックを設計・実装する役割を担います。
特にSaaSやEC、オンラインゲーム、動画配信、フィンテックなど大量アクセスやリアルタイム性が求められる業界でニーズが高く、障害発生時の影響が大きいことから、高い可用性とスケーラビリティが重視される傾向にあります。
クラウドやコンテナを前提としたマイクロサービス構成が広がる中、API設計やデータベース設計に加え、中長期的に保守しやすいアーキテクチャを構築できるエンジニアは市場価値が高いといえるでしょう。
使用する言語はJavaやPHP、Python、Ruby、C#、Go言語、Kotlin、TypeScriptなど多岐にわたり、SQLやキャッシュの知識、パフォーマンスチューニングやセキュリティ対策まで含めた総合的なスキルが求められます。
サーバーサイドエンジニアが作れるもの
サーバーサイドエンジニアが作れるものは多岐にわたります。
代表的な例として、会員登録やログイン機能を備えたWebサービスのサーバーサイド、予約や在庫を一元管理する業務システム、スマホアプリやゲームクライアントと連携するAPIサーバーなどが挙げられます。
さらに、決済連携や請求処理を行うフィンテック系の基幹システム、大量アクセスが発生する動画配信やオンラインゲームのための分散処理基盤、定期的にデータ集計を行うバッチ処理基盤も重要な開発対象となっています。
これらはいずれも利用者の画面からは見えませんが、サービスの安定性やセキュリティ、処理速度や同時接続数を支える中核部分であり、サーバーサイドエンジニアの技術が強く求められる領域といえるでしょう。特にサブスクリプション型サービスやリアルタイム通信が重視される業界では、高負荷環境を前提にした設計・運用スキルが評価されやすい傾向にあります。
サーバーサイドエンジニアの市場価値
サーバーサイドエンジニアは現在のIT市場で高い需要があります。
平均年収は918万円でIT職種別ランキング17位、平均月額単価は76.5万円、案件比率は23.11%と高く、単価水準と案件数の両面で安定した市場価値を維持している職種です。
さらにフルリモート31.2%・一部リモート48.7%と在宅比率も高く、柔軟な働き方を選びやすい点も特徴です。業界別ではサービス4.92%、Webサービス4.47%、SIer・業務系4.03%、toB3.34%、toC1.43%が上位に並び、会員管理や決済、在庫管理、業務ワークフローなど多くの重要処理をサーバー側で担います。
特にオンラインゲームや動画配信、フィンテック、サブスクリプション型サービスなどでは同時接続数とトランザクションが多く、高負荷環境を前提としたスケーラビリティや耐障害性が重視されます。
クラウド・コンテナ・マイクロサービス・サーバーレスを組み合わせた基盤設計ができるサーバーサイドエンジニアほど、高単価案件を継続的に獲得しやすいでしょう。こうした基盤設計力をベースに、Go言語、Rust、Kotlinなど新興言語やKubernetes運用の経験を加えることで、対応できる案件の幅がさらに広がります。
加えて医療・物流・製造業といったDXがこれから本格化する領域に早期から関わっておくと、競合が少ないうちに実績を積みやすく、中長期的なフリーランスの案件獲得にもつながります。
■「フリーランスボード」について
「フリーランスボード」は2024年より展開するフリーランスエンジニア・ITフリーランス向け求人・案件が掲載されている、国内最大級の案件検索サイトです。
現在、100社以上※1のフリーランスエージェント様(https://freelance-board.com/agents)と業務提携を行っており、検索可能な求人・案件数は33万件以上で国内最大規模となっております。
※1:案件掲載準備中エージェントを含みます。
フリーランスエンジニアやITフリーランスの皆様はフリーランスエージェントや案件サイトごとに案件検索や会員登録を行うことなく、フリーランスボード上で案件・求人情報(https://freelance-board.com/jobs)を検索しワンストップで仕事探しができます。

■サービスURL:https://freelance-board.com/
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配信開始日:2025年6月5日
対応機種:iOS 15.6以上

▼Androidアプリの無料ダウンロードはこちらから
(QRコードからもアプリがダウンロードいただけます)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.instantroom.freelanceboard
配信開始日:2025年9月11日

■会社概要
会社名:INSTANTROOM株式会社
代表者:代表取締役 曽根弘介
所在地:東京都渋谷区元代々木町25-6
設立 :2021年3月31日
URL :https://instantroom.co.jp/
事業 :
・フリーランスエンジニア・ITフリーランスの案件検索サイト「FreelanceBoard(フリーランスボード)」(https://freelance-board.com/)
・フリーランスエージェント・SES企業特化型CRM「FreelanceBase(フリーランスベース)」(https://freelancebase.jp/)
・業務委託エンジニア採用プラットホーム「EngineerDASH(エンジニアダッシュ)」(https://engineerdash.com/)
・副業や転職が選べるITフリーランス求人プラットフォーム「ギョーテン」(https://gyou-ten.com/)
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