養老鉄道で駅員が無免許運転をしていた問題で、運転業務を統括する管理者が交代となりました。

 養老鉄道によりますと、20代の男性駅員は今年6月と7月の2回、あわせて16分間、乗客がいる列車を無免許で運転したということです。

 養老鉄道は、運転業務を統括する運転管理者の社員を今月21日付で解任し、新任者に交代したと発表しました。

 無免許運転が発覚して以降、国交省中部運輸局は、全国初となる運転管理者の解任に向けて手続きを進めていましたが、今回の交代によって解任命令は出さない見通しだということです。

 養老鉄道は、再発防止に向けて「安全管理体制の総点検や社員への教育・指導を徹底し、信頼の回復に努めていく」とコメントしています。

東海テレビ
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