山の木々が色づき始めた四万十町下津井で100年以上続く仁井田神社の大祭・冬もうしが行われました。五穀豊穣と家内安全を願い、牛鬼を担いだ男衆たちが竹笛の音とともに一軒一軒集落を回ります。

牛のような胴体をした牛鬼は、全長が8メートル、重さは100キロにもなります。この地域の人口は数十年前から半減。担ぎ手が少なくなる中、祭りは一時存続の危機になりました。そんな中、助っ人となったのが地域の外で暮らす若い人たち。

地元の男性:
「やっぱりなくなるもんね、地域がね。やっぱり若いもんは、集落の力やもんね」

女性:「これが楽しみ」
Q毎年の
「毎年の。ほんとに」

岡山から祭りに参加した男性:
「いろいろな人の家を回って、食事とか、お酒とかもらったりして、楽しくやれた」

間もなく本格的な冬を迎える山あいの集落ににぎやかな声が響いていました。

高知さんさんテレビ
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