富山湾の冬を彩る味覚、寒ブリのシーズンを告げる「ひみ寒ぶり宣言」が今年はいつ出されるか注目が集まっています。
氷見漁港では今シーズンのブリの水揚げは10月末から始まり、11月中旬に入ると連日100から300本。多い日には千本近くものブリが水揚げされています。100本近くの水揚げがあった25日も「ひみ寒ぶり宣言」は出されませんでした。

一方、「ひみ寒ぶり」のブランド力を強化しようと、氷見魚ブランド対策協議会は、今シーズンの「ひみ寒ぶり」の出荷基準を昨シーズンの7キロ以上から8キロ以上へ引き上げました。
引き上げは去年の6キロ以上から7キロ以上への変更に続き2年連続です。

「ひみ寒ぶり宣言」は例年は11月に出されることが多く、昨シーズンは11月20日でしたが、その前のシーズンは12月23日にでした。

寒ブリは適水温を求めて北海道から南下してくるため、関係者の間では12月上旬に訪れる寒波に期待が高まっているということです。
(富山テレビ放送)
