富山県高岡市の新庁舎の整備方針を白紙撤回していた出町譲市長は、新たな方針を探る調査に乗り出すことにしました。

これは25日の会見で出町市長が明らかにしたもので、完成から45年が経過した庁舎の整備方針を探る調査を行います。

調査は庁舎を新築する場合と現庁舎を改修する場合で、それぞれどの程度費用が掛かるのかを調べるもので、調査費として1100万円を12月議会に提案します。
高岡市は今年2月に前の市長が新庁舎の整備ロードマップを発表し、来年度末までに整備の方法や場所を決め、2034年度までの完成を目指すとしていましたが、出町市長が議会で白紙撤回を表明していました。

*高岡市 出町譲市長
「コストの面と市民の意見を踏まえてやろうとしているので(前の整備方針とは)だいぶ違うと思う」
市は来年度調査をしたうえで、改修がいいのか新築がいいのか、市民にアンケート調査を行うことにしています。
(富山テレビ放送)
