5年前、川崎市の首都高速で時速200キロ以上の速度で高級スポーツカーを運転して乗用車に衝突し、夫婦を死亡させた罪に問われている男の裁判が開かれ、男は起訴内容を否認した。
会社役員の彦田嘉之被告は2020年8月、川崎市の首都高湾岸線で車線変更を妨害する目的で、時速200キロから268キロで高級スポーツカーを運転して制御困難に陥り、前を走っていた乗用車に衝突して、乗っていた内山仁さんと妻・美由紀さんを死亡させた危険運転致死の罪に問われている。

25日に開かれた裁判員裁判の初公判で、彦田被告は「制御できず進行したことはないし妨害目的で運転したことはない」と起訴内容を否認した。

検察側は冒頭陳述で、「車線変更が不可能な速度で走行していた」と指摘した。
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