野生動植物の国際取引についての会議が日本時間の24日午後から始まり、ウナギの国際取引を規制する案が採択されるかが焦点です。
絶滅の恐れがある野生動植物の種の国際取引に関する条約、いわゆるワシントン条約の締約国会議が、ウズベキスタンで24日に始まります。
今回は、ニホンウナギを含むウナギの国際取引を規制する提案が議論されることになっています。
日本はウナギの大半を輸入に頼っていて、規制案が採択された場合、ウナギの輸出入が許可制となり、取引が複雑化して流通量が減り、価格高騰につながる可能性があります。
出席国の3分の1以上が反対すれば提案は採択されないため、日本は「資源量は回復傾向で絶滅の恐れはない」と各国に反対の働きかけをしていますが、予断を許さない状況です。