聴覚に障がいがある人の国際スポーツ大会デフリンピックは自転車競技・ロードが静岡県伊豆市で行われ、日本の選手が3位、銅メダルに輝きました。
1周5キロのコースを20周し、計100キロで争う男子ロードレースには58人が出場しました。
会場となった日本サイクルスポーツセンターの激しいアップダウンに多くの選手が苦しむ中、大きな声援を受ける日本のエース藤本六三志選手は3位集団で粘りの走りを見せます。
そして最後の直線でスプリント勝負を制して見事3位入賞。
銅メダルを獲得すると涙を流し仲間と喜びを分かち合っていました。
また会場では大会の盛り上げや障がい者への理解につなげようと、マウンテンバイクや手話の体験イベントが開かれ、訪れた人が手話を使ったあいさつや応援に熱心に取り組んでいました。
自転車競技はマウンテンバイクのレースが24日と25日に行われます。