国の文化審議会は、鯖江市の旧家・清水家の屋敷の主屋と東門を登録有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申しました。


県によりますと、鯖江市の清水家は、江戸時代に庄屋を務めた旧家で、旧北陸道の宿場町であった水落宿の中心、現在の鯖江市水落町に屋敷を構えます。

主屋は、慶応元年に建てられた木造平屋建ての庄屋屋敷で、江戸時代末期の建築で、現存するものは少なく、貴重です。

一方、東門は、切妻造桟瓦葺の屋根と両側から前方に張り出した塀が特徴で、歴史的な景観を有しています。

この2件は2026年3月、正式に登録される見通しです。

福井テレビ
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