11月21日、宮崎県日向市のブロイラー農場で死んだ鶏が見つかり、PCR検査の結果、高病原性鳥インフルエンザの可能性が高いことが確認されました。県は、22日午前8時から鶏の処分を進めています。

21日昼まえ日向市のブロイラー農場から「死んだ鶏が増えている」と延岡家畜保健衛生所に通報がありました。

PCR検査の結果、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザの可能性が高いことが確認され、22日午前8時から県やJAの職員およそ120人態勢で、この農場で飼育されている鶏およそ4万8000羽の処分を進めています。

県では、鶏の処分は21日中に、鶏糞など汚染物の埋却は22日いっぱいで終えたいとしています。

また、鶏の処分開始に合わせ、日向市と門川町の合わせて4箇所に消毒ポイントが設置されました。
ここでは、24時間体制で農場に出入りする車の消毒が行われます。

県によりますと、発生農場から半径10キロ以内には58の養鶏場があり、およそ234万羽が飼育されているということです。

県内の養鶏場での高病原性鳥インフルエンザの発生は、今シーズン初めてです。

テレビ宮崎
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