米子市内の飲食店で発生した集団食中毒について米子保健所は、患者が80人になったことを明らかにしました。
集団食中毒が発生したのは米子市の飲食店「和咲美」で11月18日から21日まで4日間の営業停止処分となっていました。
11月14日この店を利用した20人が下痢や嘔吐、発熱などの症状を訴えていましたが、米子保健所によりますと、同じ日と15日に店を利用した複数のグループ合わせて60人からも同様の症状が確認され、患者数は80人に増えました。
80人はいずれも快方に向かっているということです。
原因となった食品は特定できていませんが、患者20人と従業員1人の便から検出されたノロウイルスが原因物質であるとしています。
保健所は、嘔吐や下痢などの症状がある時は、食品を直接取り扱う作業を控えるなど食中毒の予防を呼びかけています。