2026年5月にアメリカで開かれるチアリーディングの世界大会に、長野県須坂市のチームが出場します。11月19日、県庁を訪れ「最高の演技を見せたい」と健闘を誓いました。

11月19日、県庁を訪れたのは須坂市のチアリーディングチーム「須坂コルツ スパーク」です。

小学6年生から高校1年生までのメンバー16人が2026年に出場する世界大会に向けて抱負を語りました。

須坂コルツ スパーク・山下琉花キャプテン:
「さらにパワーアップした演技ができるよう、全力で頑張ります」

チームは2025年3月、千葉県で開かれた全国大会に出場し、約140チームの中から5位の好成績を残しました。

息の合ったダイナミックな演技が評価され、審査員の推薦で世界大会への出場権を獲得しました。2006年のチーム結成以来、初めての快挙です。

須坂コルツ スパーク・山下琉花キャプテン:
「今までやってきたことをすべて出し切れたし、一番いい演技ができました。ずっとみんなで目標にしてきたことなので、うれしかったです」

喜びの一方で、頭を悩ませているのが渡航費です。円安などの影響もあり、航空費や宿泊費で1人70万円以上が必要となる見込みです。

チームは11月からクラウドファンディングを始めたほか、地域のイベントに参加するなどして、寄付を募っています。

世界の強豪が集う大会で目標は予選突破です。

須坂コルツ スパーク・山下琉花キャプテン:
「応援してくださった皆さんに最高の演技で感謝の気持ちを伝えられるように、チーム全員で一つになって、さらに上を目指して努力します」

長野放送
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