安倍元総理の銃撃事件の裁判員裁判で山上徹也被告に対する被告人質問が20日午後から始まり、被告が何を語るのか注目されます。
20日午前、33の傍聴席を求めて318人が列を作りました。
3年前の安倍元総理の銃撃事件で殺人などの罪に問われている山上徹也被告。
20日午後から10回目となる裁判員裁判が開かれ、山上被告の被告人質問が初めて行われます。これまでの裁判では、被告の母親や妹が出廷し、母親が旧統一教会に約1億円にのぼる献金をし、自己破産していたことなど被告の生い立ちが明らかになっています。
被告人質問では、母親が入信していた旧統一教会に恨みを募らせたきっかけや、なぜ安倍元総理を狙ったかなどについて、被告自ら何を語るのか注目されます。