島根・松江市の市街地で、大型の白鳥「コブハクチョウ」の姿がカメラに捉えられた。
通報を受けた県職員が苦戦しつつも無事保護。コブハクチョウは保護するにも許可が必要で、県は発見した際には刺激しないよう呼びかけている。
街に迷い込んだ大型の白鳥
島根・松江市の道路で17日に撮影されたのは、迷子の「コブハクチョウ」だ。車の真横を自由に走り回っていた。
目撃者は、「CG映像みたいな。本物?と思いながら」と目を疑ったと語る。
コブハクチョウは交通量の多い道路に立ち尽くしていたという。発見した会社員が駐車場に誘導し、避難させていた。

そこへ島根県の職員が到着。
捕獲を試みるも、コブハクチョウは羽を広げて威嚇をしてくる。
今度はブルーシートを持って捕獲しようと試みるが、次の瞬間、道路に飛び出し抵抗する様子をみせた。

大混乱の末、コブハクチョウは無事に保護され、目撃者は「ひとまず安心かな」と笑顔を見せた。
街中で見かけても近寄らないように
大きなコブハクチョウはどこから来たのか。
米子水鳥公園によると、かつて観賞用として輸入され、その後各地で野生化した。そして時折、街中に現れることもあるという。
コブハクチョウは許可無く保護や駆除することが法律で禁止されていて、今回対応にあたった島根県は、見かけた際には近寄らず刺激しないよう呼びかけている。
(「イット!」 11月19日放送より)
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