都内に住む夫婦で、女性の家事・育児時間が2023年度に比べ2割減少したことが東京都が行った調査で明らかになりました。
東京都は、2年に1度、子育て世帯を対象に家庭での家事・育児等の実態調査を行っています。
今年度実施した調査によりますと、1日の家事・育児の平均時間が女性は7時間48分、男性は3時間29分で男女差が4時間19分となりました。
前回23年度の調査と比べると、女性の家事・育児時間が95分減少し、男女差も67分ちぢまりました。
女性の家事・育児時間の減少は、男性の育休取得率が増加したほか、家電や家事代行サービスを活用する家庭が増え、家事・育児にかける時間が以前よりも減少したとみられています。
また、夫婦間における家事・育児分担に満足していますか?との問いに対して、女性の60・1パーセントが満足していると答え、前回の48・0パーセントよりも満足度が12・1ポイント上昇しました。
男性は、80・8パーセントが満足していると答えています。