札幌市教育委員会は11月18日、小学校の40代の男性教師が、中休み中に児童の足を引っかけて転ばせる体罰をしたとして、戒告処分にしたと発表しました。
男性教師は、この被害児童がほかの児童と一緒に遊んでいたところ、その振る舞いに腹を立てて転ばせたということです。
男性教師は「感情的になってしまった」と述べ、「一時の感情でこのような行為をしないように戒めるとともに、アンガーマネジメントを学んでいきたい」と話しています。
被害児童は左ひざと左ひじに軽いケガをしました。
このほか、札幌市内の中学校の30代の男性教師も戒告処分になりました。
この男性教師は9月18日午後10時50分ごろ、退勤後に自家用車を運転し、東区北37条東22丁目の制限速度50キロの道路を時速93キロで走行したとして、免許停止30日の行政処分と、札幌簡易裁判所から罰金8万円の略式命令を受けました。
男性教師はこの日、知人を迎えに行く約束をしていたものの、翌日に開かれる学校祭の準備で帰りが遅くなっていたため「スピードを出してしまった」と話し、「自分の意識が不足していたと痛感している」と反省の弁を述べています。