こじゃんとスポーツです。今回はスペシャルゲストに来ていただいています。
鍛治屋明香アナウンサー:
「10月のドラフト会議で埼玉西武ライオンズからドラフト6位指名を受けた四国銀行の川田悠慎選手です!よろしくお願いいたします!」
川田悠慎 選手:
「よろしくお願いします!」
石井愛子アナウンサー:
「改めまして夢見ていたプロ野球選手になれるのは今どんなお気持ちですか?」
川田選手:
「指名された時は嬉しいっていう気持ちだったんですけど、時間が経つにつれてプロで活躍してやろうという気持ちが強くなった」
四国銀行からは高知ファイティングドッグスの元監督・弘田澄男さん以来2人目の指名で54年ぶりの快挙。それでは簡単に川田選手を紹介します。
川田選手は宿毛市出身の23歳なんと50メートル5.7秒という俊足の持ち主。2024年の都市対抗予選では6試合11盗塁の驚異的成績を残しました。俊足を生かした高い守備力が武器です。
川田選手の50メートル5.7秒は侍ジャパンの周東選手と同じ。どれくらい速いのかというと道路を走る原付バイクより速いんです。原付の法定速度は時速30キロですが、50メートル5.7秒は時速32キロだそうです。
川田選手は現在、四国銀行の大津支店で勤務しています。川田選手の仕事と野球の二刀流のスケジュールをこなしています。
川田選手:
「最初は本当に起きるのが大変で、でも今は慣れてきました」
実は銀行マンとして働いている映像があるんですよ。ご覧ください。
川田選手:
「本日はご来店いただきありがとうございます。本日マイカーローンのご相談ということでちなみにおいくらぐらいで」
鍛治屋アナ:
「銀行ではどんな仕事を?」
川田選手:
「今は外務係ということで、法人だったり個人の融資をご担当させていただいています」
そんな川田選手に大津支店の仲間からメッセージが届いています。
大津支店・北本大輔 支店長:
「性格はまじめで責任感が強く、物おじしないコミュニケーションがとれる行員です。西武に行きましたらぜひ一軍に上がってもらい盗塁王目指して頑張ってもらいたい」
大津支店の皆さま:
「川田君プロ野球行ってもがんばれ!」
川田さん(映像見て):
「日頃から野球させていただいているにもかかわらず本当によくしてくださったので、その中でこんなに温かい言葉をいただけるのは嬉しいですね」
川田選手と言えばドラフト指名を受けた日の涙が印象的でした。
四国銀行(西武から6位指名)川田悠慎選手:
「日頃、恥ずかしくて言えないですけど感謝してますし今回、プロを目指すってなった時に、誰もばかにせずにあまり触れずにいてくれて本当にうれしかった」
川田さん(映像見て):
「このとき会見で泣くつもりはなかったんですけど、記者の方から仲間に対しての思いを聞かれた時に、勝手に涙が出てきました」
そんな野球部からの仲間からも激励のメッセージが届いています。
野球部の同僚・福岡佑度さん:
「地元も近く入部当初からお世話になりました。ライオンズ行っても頑張ってください」
野球部の同僚・田井惣士さん:
「プロに行っても持ち前の積極性を生かして存分に暴れ回ってください」
野球部の同僚・田中大成さん:
「これからは厳しい世界での戦いとなりますが自分の武器を生かして精一杯頑張って来てください」
野球部そろって:
「川田、ライオンズ行っても頑張れよ!イエーイ」
鍛治屋アナ:
「どうですか、川田選手」
川田選手:
「年齢も近くてよくしていただいたので嬉しいです」
そして、もう一人川田選手を語る上で欠かせないのが、野球部の亀岡洋介監督。
鍛治屋アナ:
「監督にバッティングピッチャーをやってもらい、二人三脚で自主練を積んできたんですよね。どんな練習をされてきたんですか?」
川田選手:
「プロを目指すってなったときに、監督からバッティングが課題だったので、ちょっとやるか(練習するか)と声をかけていただいて、それで仕事終わって夜に監督に『朝練習お願いします』とLINEして、朝7時から練習なんですけど、6時から練習に付き合っていただいていました」
亀岡監督は川田選手の選球眼がよすぎてボール球を振らないから大変だったとおっしゃっていましたよ。その監督からはこんなメッセージが…
亀岡監督:
「最後はバッティング練習というよりも会話になっていた。試合中の思ったことを彼にぶつけたり彼自身の思い、反省点やメンタルのところをよく話してくれていたので来年からなくなるのは寂しい。盗塁王、50盗塁を目指すと記者会見の時に言っていたが走塁の部分、盗塁の部分で自分の今の課題はどこなのか。そこを(西武に)行く前に教えてほしい」
田村優介アナウンサー:
「いかがですか?」
川田選手:
「盗塁のときは、スタートが一番の課題だと思っていますね。反応よくスタートを切るのが得意ではないので、そこが修正できればプロの舞台でも“脚”という部分では通用すると思っているので、スタートは改善しないといけないと思っています」
最後に、意気込みを教えてください。
川田選手:
「厳しい世界というのは分かっているですけど、その舞台で活躍して、今まで本当にお世話になってきた方々に恩返しをしたいので、頑張るので応援よろしくお願いします」
西武は2月に2軍がキャンプで高知に来ますからね、でも早く1軍に上がってください。18日は四国銀行の川田悠慎選手に来ていただきました。応援しています、頑張ってください!
以上、こじゃんとスポーツでした。