東京・昭島市で撮影されたのは、前輪を地面から浮かせ後輪だけで走行する、いわゆる“ウィリー”走行の瞬間です。
目撃者は「見たときは、ほんと何してんだ?って感情でした」と話します。
信号待ちをしている車列に見せつけるかのように現れたバイク。
その後も、ウィリー状態で走り去っていきました。
交通ルールに詳しい高山俊吉弁護士によりますと、ウィリーで走行することは道路交通法に抵触する可能性があり、3カ月以下の拘禁刑、または5万円以下の罰金が科せられる場合があるということです。
ウィリー走行は海を越え、オーストラリアでも。
警察の前を走るのは前輪を上げ、ウィリーで走るバイク。
警察が横に並ぶとサイレンに気づいたのか、ウィリー走行をすぐにやめました。
ウィリーで走っていたのは22歳の男性。
制限速度110kmのところを155kmで走行していたということです。
男性はこの運転で、日本円で約30万円の罰金と6カ月間の免許停止の処分を受けました。