山形市内の工務店が、共同で住宅展示場の運営を行うことを吉村知事に報告した。県の住宅補助制度に適合した環境に配慮した住宅をアピールする。
県庁を訪れたのは、山形市内で工務店を営む櫻井建設など6社。
6社は地元工務店グループ「やま・はぴ」を立ち上げ、合同で住宅展示場を運営する計画を、吉村知事に報告した。
建設場所は市総合スポーツセンター近くの山形市落合町で、約2900平方メートルに6社それぞれがモデルハウスを展示する。
すべてのモデルハウスで、県の住宅補助制度に適合した省エネ性能が高い「ゼロ・エネルギー・ハウス」の基準を満たし、市内で初めてとなる環境配慮型の展示場。
吉村知事は、「県民のための家作りにしっかり取り組んでほしい」と期待を寄せた。
(やま・はぴ/櫻井靖会長)
「山形の気候を良く知っている人間が知恵を出し合えば、必ず山形に合う建物ができる。山形の人のための家ができると思う」
住宅展示場は、2026年7月3日の完成を予定している。