11月16日、新潟県佐渡市両津地区で行われたのは、佐渡の伝統芸能の魅力を発信する催しです。

最初に披露されたのは商売繁盛などを祈る“春駒”。伝統をつなぐべく活動する佐渡市の夫婦が唄と舞を披露しました。

イベントでは国の重要無形民俗文化財に指定されている“文弥人形”の芝居で語られる一節を参加者も声に出して体験。参加者は伝統芸能の魅力に触れていました。

【参加者(千葉から)】
「佐渡の芸能について詳しく知らなかったので、このような機会に参加させていただいてとても興味深く楽しく過ごせた」

後継者不足が課題となる中、主催者は伝統芸能を披露する場を通し、継承していきたい考えです。

【佐渡文化財団 伊里浩 事務局次長】
「(佐渡の)歴史と文化の深さを味わって帰っていただき、その先にこれからも佐渡に来て芸能を見たいと思ってもらえるよう取り組んだ」

【演じた平野宗睛さん】
「後継者不足が大きい問題なので、どうか仲間に入っていただけたらという願いがある」

NST新潟総合テレビ
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