「拘禁刑」が導入された中、刑務所での処遇について官民で意見交換するワークショップが刑務所の中で行われました。
東京・府中刑務所に集まったのは、全国の刑務所の職員や出所者支援をするNPO法人の職員ら約40人です。
懲役刑と禁錮刑が廃止され、社会復帰に重点を置く「拘禁刑」に一本化されたことを踏まえ、「刑務所の未来」をテーマに意見が交わされました。
刑務官:
なんのためにダメだっていう説明を我々も(受刑者に)しなきゃいけない。いままでは簡単に言うとダメなものはダメだろ。
再犯防止に取り組む民間企業・中馬一登代表:
職員さん自体が更生信じられてないやんって思うこと多いんですよ。職員さんも成功事例を見ないといけない。
法務省は今後、「拘禁刑」の処遇についての理解を広げるため、新たなシンボルマークを作る予定です。