聞こえない、聞こえにくい人のスポーツの国際大会「東京デフリンピック」の陸上・男子100mの予選が行われ、盛岡聴覚支援学校出身の佐々木琢磨選手が、準決勝に駒を進めました。
陸上競技初日の11月17日は男子100mの予選が行われました。
ナンバーカード「180」が、盛岡聴覚支援学校出身の佐々木琢磨選手(31)です。
前回2022年の大会で10秒75を記録し、日本人として初めて金メダルを獲得しています。
連覇が期待される中、注目の予選で他の選手がフライングで失格し、やり直しとなっても集中力を維持しました。
スタートから加速し圧倒的な走りを見せると、最後は力を抜いてフィニッシュ。
11秒08をマークし予選4組の1位で、18日の準決勝に進みました。
18日は午前に準決勝が、午後に決勝が行われる予定です。
大会は26日まで行われます。