福岡県北九州市にある西日本総合展示場新館の通称が「北九州メッセ」となって初めてのイベントが開かれました。
◆記者リポート
「まもなくイベントが始まります。会場には大行列ができています」
「北九州メッセ」として初開催となったのは15、16日開かれた「北九州ポップカルチャーフェスティバル2025」です。
ポップカルチャーを生かしたにぎわいづくりや街づくりを目的に、市が中心となって開催している九州最大級のマンガ・アニメの祭典で今回で10回目です。
会場には、人気アニメのイラスト展示など48のブースが並びました。
なかには、人気VTuberのキャラクターを描いた「痛車」も…。
◆痛車のオーナー 大浦健吾さん
「全部で1年半くらいはかかりましたね。数百万円単位かかっていると思います、改造費も含めてですけど。男女問わず写真撮ってくれたりとか、いろいろ見てもらったり、車好き以外にも見てもらえたりするのはめちゃめちゃうれしい」
このほかイベントでは、「鬼滅の刃」を始め数々の作品に出演し、市の観光大使を務める鈴村健一さんなど、北九州ゆかりの声優がステージに登場すると会場は大盛り上がり。
さらに…。
Q.これは何のコスプレ?
◆イベント参加者
「マインクラフトというゲームのキャラです。子供(息子)を驚かせてやろうと思って4年前に最初に段ボールで作ったのがきっかけです」
周辺ではコスプレイベントも同時開催され、北九州メッセ一帯は、ポップカルチャーへの情熱があふれる空間となりました。
市は「こうしたイベントを通してポップカルチャーを北九州市の都市ブランドの1つとして全国に発信したい」としています。