静岡県西伊豆町で正月の味として家庭で親しまれてきた伝統の保存食、「潮カツオ」作りがいま最盛期を迎えています。
潮カツオはカツオに塩を詰めて塩水に漬け込んだあと西風にさらして天日干しにしたもので手作業で作られます。
ここ西伊豆町の田子地区で明治時代から鰹節を作っている「カネサ鰹節商店」では毎年この時期に潮カツオ作りを行っています。
11月17日は漬け込んであったカツオを干していく作業がおこなわれました。
カネサ鰹節商店・芹沢安久 代表:
漬け方もすごく良かったのでかなりしまって身も硬くなっているので、このあと西風が吹いてくれればさらにいい潮カツオができるのでは
潮カツオは3週間ほど干したあと、12月上旬頃注文した人に発送される予定です。