2024年度の県内の学校でのいじめの認知件数は1806件で、過去10年で最も多くなったことが文部科学省の調査で分かりました。
調査は、県内すべての小・中・高校と特別支援学校合わせて292校が対象で、2024年度のいじめの認知件数は、前年度より56件多い1806件と、過去10年で最多でした。
内訳は、小学校が1148件で半数以上を占めています。また、人口1000人あたりの認知件数は22.6件で、全国で3番目に低い割合でした。
ただ、件数自体は年々増加していて、県は「積極的な認知が進んでいると思うが、引き続きいじめを見逃さないよう取り組んでいきたい」とコメントしています。