京都府福知山市では、不老長寿の果実といわれる「ムベ」の収穫が最盛期を迎えています。
福知山市夜久野町では珍しいアケビ科の果実「ムベ」を特産品として育てています。
7世紀に天智天皇が、老夫婦から長寿の果実として出され、「もっともだ」を意味する「むべなるかな」と言ったことが、名前の由来とされています。
ことしは、猛暑の影響で実が大きくなるのが遅かったものの、たくさんの実がつき、甘味は例年以上ということです。
【ムベ生産者・羽上田良和さん】
「(ムベは)マンゴーとバナナを合わせたような味ですね。
不老長寿の果実ということで食べていただいて元気に過ごしていただきたい」
ムベは近くの直売所で、今月下旬ごろまで販売されます。