北海道函館市で1~2月にかけて、当時交際していた女性のキャッシュカードを不正に使用し、現金12万4000円を引き出し盗んだとして、自称東京都に住む21歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、自称・東京都中野区に住む会社員の男(21)です。
男は1月5日ごろから2月14日ごろにかけて、不正に入手したキャッシュカードを使用し、函館市内のコンビニエンスストアやスーパーのATMから、7回にわたり、現金合計12万4000円を引き出し盗んだ疑いがもたれています。
3月2日、男と同居し、交際関係にあった20代の女性が警察署に行き、「自分の口座から不審な払い出しがあった」と被害を報告。ATMの防犯カメラなどの捜査を進め、男を指名手配していたところ、約9か月後の11月12日、警視庁の警察官が男を逮捕しました。
警察によりますと、男は女性のキャッシュカードを無断で持ち出していました。
調べに男は「私がカードを使って金を引き出したことは間違いない」と容疑を認めていて、動機は「(当時)仕事をしておらず、金がなかった」と話しているということです。