■ 英真学園高校「Safety Bicycle推進校」に指定
自転車の死亡事故が相次ぐ中、高校生たちが交通マナーの向上のためにイラストを作り、警察から感謝状が送られました。
大阪府淀川警察署は7日、淀川区にある英真学園高校を「Safety Bicycle推進校」に指定しました。
指定校になった学校の生徒たちは自ら進んで、交通安全の啓発に取り組みます。
「ヘルメットで守れる大切な命」「自転車は車だぞ!」
1年生3人は交通マナーの大切さを呼びかけるイラストを制作し、警察から感謝状を受け取りました。
■危険な自転車社会に立ち向かう高校生の自主活動
大阪府内では去年、自転車が関係する事故が約8640件発生し、34人が死亡しています。
高校生たちは「自分たちの絵を見てヘルメットをつけてほしい」「私も自転車で登校するのでこの機会にヘルメットをかぶりたい」「自転車も危害を加える乗り物だと自覚してほしい」と話していました。
高校生と警察は阪急電鉄・十三駅前で自分たちが描いたイラストが掲載されたチラシも配り、自転車の安全運転を呼びかけていました。