兵庫県姫路市に住む43歳の会社員の男性が、スマートフォンに表示された副業の広告をきっかけに現金およそ120万円をだまし取られました。
警察によると、男性は「YouTubeの動画をスクリーンショットして送るだけで報酬が得られる」という内容の副業広告を見つけ登録しました。
その後、犯人とみられる人物から指示を受けながら作業を進めていたところ「作業中にあなたのミスがあり、システムエラーが発生した」と説明され、修復のためとして、複数回にわたり現金の振り込みを求められたということです。
男性はこれまでに5回、あわせて120万円を振り込んだあと、さらに追加の入金を指示されたことから不審に思い、妻に相談。警察に届け出たことで詐欺被害が発覚しました。
警察は「復旧作業の名目で現金を振り込ませる」という手口の詐欺事件が、全国的にも増えているとして、注意を呼びかけています。