県内選出の牧野京夫復興大臣が、8日台風15号や竜巻で被災した牧之原市などを視察し地元からの要望に耳を傾けました。
牧野復興大臣は防災庁設置の準備を担当する大臣としての立場で、焼津市と吉田町それに牧之原市の復旧状況を視察しました。
それぞれの市町のトップが現状についての説明を行ったほか、住宅の被害認定に時間がかかることや地震などに比べて認定の基準が厳しいため見直してほしいと要望しました。
これに対して牧野大臣はそうした意見を取り入れながら防災庁の設置を進めていきたいと応じていました。
牧野大臣「国から県自治体との間をスムーズにやり取りをしていかなければならないと思います」
また、牧之原市の杉本市長が自衛隊の派遣要請をしたものの見送りになったことについて明確な基準を設けるよう求めると、「各省庁と連携して検討すべき」と答えていました。