バレーボールのSVリーグに所属するヴォレアス北海道は11月8日、2025-26 大同生命SV.LEAGUE MEN レギュラーシーズン 第3節 GAME1で、日本製鉄堺ブレイザーズ(@リクルートスタッフィング リック&スー旭川体育館)と対戦しました。

 今季ここまで1勝3敗と負けが先行しているヴォレアスは第1セットから攻勢に出ます。今季加入したエストニア出身のメルト・タンメアル選手(24)が198センチの長身を生かした打点の高いスパイクで得点を重ねると、負けじと台湾出身の“絶対的エース” 張育陞(チャン・ユーシェン)選手(25)も強烈なスパイクを決め、25対17で幸先よく第1セットを奪います。

 勢いに乗ったヴォレアスは第2セット、試合後エド・クラインヘッドコーチ(44)が「自分たちのブロックがすごく良くて機能した」と振り返った通り、要所でメルト・タンメアル選手や三好佳介選手(26)のブロックポイントで日鉄堺BZを突き放し、セットを連取します。

 さらに第3セットは序盤から今季サントリーサンバーズ大阪からレンタル移籍で加入した染野輝(ひかる)選手(24)が相手のスパイクをシャットアウトするブロックや思い切りのいいスパイクで得点を重ねます。そして、中盤にはエストニア出身のティモ・タンメマー選手(33)の連続得点などで点差を広げると、終盤にはメルト・タンメアル選手がこの日4本目のブロックポイントを挙げ、試合を決めます。今季初のストレート勝ちで2勝目を挙げたヴォレアスは連敗を3でストップしました。明日も同会場で日鉄堺BZとの試合に臨み、今季初の連勝を目指します。

 ◆第3節 GAME1の結果
ヴォレアス 25 25 25  | 3
日鉄堺BZ 17 19 16  | 0

 ◆試合後、チーム最多20得点を挙げたメルト・タンメアル選手のコメント
「チームとして良いパフォーマンスだった。上手くいっている時だけじゃなくて自分たちがビハインドの時も“この先いけるぞ!”という感覚はありました。」

 ◆試合後、 染野輝選手のコメント
「エドHCがミーティングで出した対策が今日はハマった。全員がそれを実行できた結果だった。相手のオポジットに対する僕らのブロックディフェンスがとても良くて、そこで相手はすごく苦しんだ。(勝利の)一番の要因はそこなのかな。」

北海道文化放送
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