経済産業省は7日、与野党6党が合意したガソリンの暫定税率の年内廃止に向けて、石油元売り各社への補助金を段階的に引き上げると発表しました。
現在、ガソリン1リットルあたり10円の補助金が支給されていますが、11月13日に15円、27日に20円に引き上げ、12月11日には暫定税率と同じ25.1円に引き上げます。
また、軽油についても、現在の1リットルあたり10円の補助金を、11月13日に15円に引き上げ、27日には暫定税率と同じ17.1円に引き上げます。
ガソリンスタンドの店頭価格への反映は、数日から1週間程度かかると見られていて、経産省は値下がりを期待した買い控えが起きないよう、政府広報やSNSなどを活用して、こまめな給油を呼びかけることにしています。