人と街をつなぐ新たなホテルの形とは。
“旅先で出会った人”莉奈(案内人):
キャプションブレンド(コーヒー)ですか?これおいしいですよね。ごめんなさい!急に話しかけちゃって。
“青いカップ”が物語の入り口…。
“旅先で出会った人”莉奈(案内人):
今、お姉さんも兜町回らない?って誘おうと思ったんですけど。行きましょー。
東京初進出のホテルが提案。
人と街のつながりを築く“イマーシブツアー”とは。
10月、東京都内にオープンした「キャプション by Hyatt 兜町 東京」。
ホテルの特徴の1つが、1階のソーシャルハブ「Talk Shop」です。
宿泊客だけでなく、地元の人も気軽に立ち寄れる人のつながりを意識したカフェになっています。
さらに、この“ソーシャルハブ”の発想を生かしたのが、街の魅力を体感できるイマーシブツアー「旅先で出会った人ツアー」です。
“旅先で出会った人”莉奈(案内人):
この兜町のパン屋さんで働いてて。すてきなお店がいっぱいあるから。
ツアーの参加者は、「ホテルの近所で働くカフェの常連客役の案内人“旅先で出会った人”」と兜町を巡ることになります。
“旅先で出会った人”莉奈(案内人):
もう着くよ。
ツアー参加者:
へーお店あるの?
歴史ある金融街と新しいカルチャーが交差する日本橋兜町。
“旅先で出会った人”莉奈(案内人):
実はこのお店、何かのお店を改装してできたビールスタンドなんだけど何だと思う?
ツアー参加者:
何かのお店?銭湯?
“旅先で出会った人”莉奈(案内人):
ここ見て!うなぎ屋さん!(兜町は)縁起物にすごく愛されている街で、ウナギも「うなぎ上りになりますように」みたいな。そういう名残を生かしたビールスタンド。
案内人と一緒に実際に街を歩きながら、街の文化や歴史、食を体験します。
“旅先で出会った人”莉奈(案内人):
じゃあバイバイして…あっ、渋沢栄一さんがもともと住んでたおうちもあるけど行く?
ツアー参加者:
行く。
会話の流れに導かれるように、街の隠れた“面白ポイント”を発見する没入体験。
“旅先で出会った人”莉奈(案内人):
Yuukaちゃんのかぎたい。
ツアーを受け入れる街の施設にとっても、大きなビジネスチャンスになっていました。
Fragrance lobby・山内みよ調香師:
(ツアーを通して)新しいお客さまが増えると、より香りを通して広がりを持っていただける。大変うれしく思っております。
イマーシブツアーという形にすることで、案内人と“フレンドリー”な関係で街の新たな一面を知ることは、大きな効果があると期待されています。
キャプション by Hyatt 兜町 東京・若松さやかさん:
旅の中での偶然の出会いだったり、何げない会話から広がる体験こそ、その土地での記憶として深く残る。
人と人とのつながりを中心に据え、地域の魅力的なコンテンツに共鳴する、新しいホテルのあり方。
キャプション by Hyatt 兜町 東京・若松さやかさん:
旅人とローカルが自然につながる“街のリビングルーム”のような存在。情報・選択肢があふれる今の時代、観光地をただ巡るだけではない、街のエネルギーを感じながら人と人、人と街が緩やかにつながっていく。そのハブになるのが私たちの役割。