物流ドライバー不足が懸念される中、宅配便の再配達を減らすため、国土交通省が「置き配」を標準サービスに追加する方針を決めました。
国交省によりますと、2025年4月時点で宅配便の再配達率は減少してきているものの8.4%で、目標としていた6%には至っていませんでした。
「2024年問題」に伴いドライバー不足の深刻化が懸念されるなか、国交省は再配達を減らすため玄関先に置いて受け取ってもらう「置き配」を宅配便の標準サービスに追加する方針を決めました。
これまでは対面での受け取りが原則でしたが、今後、宅配に関する国の基本ルールを変更して配送業者による導入を促す方針です。