SNS型詐欺未遂の罪で起訴された台湾国籍の男が、事件の1週間あまり前に「短期滞在」という形で日本に入国していたことが分かりました。
台湾国籍の住所不定無職の呂建賢被告は、10月14日から15日にかけて氏名不詳の人物と共謀し、長崎市の50代の男性とLINEのメッセージ機能で連絡を取りました。
そして、株取引の投資資金の名目で現金400万円をだまし取ろうとしたとして逮捕され、詐欺未遂の疑いで起訴されています。
警察によりますと、呂被告は事件の1週間あまり前に台湾から関東圏の空港を利用し「短期滞在」という形で日本に入国していたことが新たに分かりました。
警察は、今後の捜査で余罪の有無や入国の目的などを詳しく調べることにしています。