被爆80年となる2025年、日本だけでなく世界で核兵器廃絶への機運を高めようと、被爆者2人が11月末からアメリカを訪問することになりました。
アメリカを訪問するのは長崎県被爆者手帳友の会に所属する被爆者2人で、被爆二世や三世も同行します。
11月27日に長崎を出発し、2週間の日程で3つの都市を巡ります。
ニューメキシコ州のロスアラモスなど核兵器の研究や製造にゆかりのある街の住民と対話する場を設け、核兵器廃絶をじかに訴えます。
被爆者手帳友の会 朝長 万左男 会長
「核兵器国の国民が核の非人道性をしっかり理解して、自らの政府などに訴えなければならない」
今回の訪問ではハワイで開催される真珠湾攻撃の追悼式典にも参加する予定で、日本の加害の歴史にも触れながら平和について考えを深めたいとしています。