文部科学省の調査によると、2024年度に福井県内の小中学校で30日以上欠席した不登校の児童・生徒の数は、過去10年で最多の1661人だったことが分かりました。
調査は、県内全ての小中学校260校が対象で、2024年度に病気などを除き30日以上欠席した不登校の児童、生徒は、前年度より94人多い1661人でした。過去10年の調査で最多です。
児童・生徒1000人当たりでは28.9人で全国で最も低いものの、数は年々増加していて、県義務教育課は「不登校を生まない魅力ある学校づくりを進めるほか、速やかな初期対応で、欠席の兆しが見られた児童・生徒に速やかに対応するなど、今後も継続して取り組んでいきたい」としています。